「as」の接続詞としての意味と使い方を説明します

接続詞の「as」は文と文をつなぎます。「as」が示す根本的な意味は比較級でも出てくるように、2つのものや事柄が同等、同じ状態であることを示しています。

それでは、「as」の接続詞としての意味と使い方を説明します。

スポンサーリンク

~のように

接続詞の「as」は「~のように」という意味があります。

例文

As I said to you before, Paul will have to get up early day after next.
(以前言ったように、ポールは明後日はやく起きなければいけません)

~しているとき、~したとたん

「while」と同様な意味になります。

「Aしているとき、ちょうどBが起こった」という意味です。

同時性を「as」で示しています。

例文

John looked at Tom as Tom entered the room.
(トムが部屋に入ったとたん、ジョンはトムを見ました)

~するにつれて

例文

As we ascend, the air grows thinner.
(上に登るにつれて空気が薄くなります)

一緒に変化していく様子を示します。

~ので

「because」と同じように、理由を表します。

理由を表す接続詞「as」は、文頭に「as」を置きます。文中には置けません。

例文1

As I got sick, I was absent from the school.
(病気にかかったので、学校を休みました)

例文2

As you recommended to me to watch the film, I went to a movie theater today.
(映画を観るように勧められたので、私は今日映画館に行きました)

スポンサーリンク

比較級として使われる接続詞「as」

比較級として、同等のものを表すときに「as~as」を使います。1番目の「as」が指示副詞で「同じように」いう意味で、2番目の「as」が接続詞です。

この比較級を使った「as」には色々な使い方、慣用句があります。

「as」と「as」の間を形容詞でつなぐ場合は原級でつなぎます。

例文1

Bob is as tall as Michael (am tall).
(ボブはマイケルと同じくらい身長が高い)

例文2

This personal computer looks as good as new.
(このパソコンは新品と同じくらい状態がよく見えます)

例文2の「as new」以降「personal computer looks good」が省略されていると考えることができます。

as well as

例文1

Emma can speak Italian as well as English.
(エマは英語だけでなく、イタリア語も話せます)

例文2

We produce vegetables as well as eggs.
(私たちは卵だけでなく野菜も生産しています)

as long as

例文

As long as Paul stay in front of the post office, we will not miss to meet.
(ポールが郵便局前にいてくれる限り、私たちは会えないことはないでしょう)

as ~ as ever

例文

John is as active as ever.
(ジョンは以前と同じように積極的です)

as ~ as possible

例文

We need to finish this task as soon as possible.
(この仕事をできる限り早く終わらせる必要があります)

as far as ~

例文

As far as I know, he is not really bad guy.
(私が知っている限りは、彼はそれほど悪い人ではないです)

as you can see

例文

As you can see, there are more foreigners living in Tokyo nowadays.
(見ての通り、最近より多くの外国人が東京に住んでいます)

「as」の前置詞としての意味と使い方

「as」を前置詞として使う場合「~として」という意味になります。

前置詞なので「as」の後ろには名詞が来ます。

例文1

I have my pride as a implementer.
(私は開発者としてプライドがあります)

例文2

Richard regards me as an honest person.
(リチャードは私を正直者とみなしています)

次に、前置詞「as」と一緒に使われる動詞を紹介させていただきます。

describe

例文

I can’t describe my feeling as any words.
(私の感情を言葉で表現することができません)

regard

例文

Usually, Japanese is regarded as diligence.
(一般に、日本人は勤勉だとみなされています)

see

例文

I see him behavior as glory.
(彼の行いは名誉と考えます)

think

例文

I think of myself as a stubborn personality.
(私は自分では頑固な性格だと思っています)

おわりに

「as」はたくさんの意味と慣用句、使い方があって文中に出てきたときに意味が取りづらいですが、よく使われる慣用句と接続詞を中心にまずは覚えて応用できるようにしていきましょう。

スポンサーリンク