英語の曜日の前に置く前置詞について説明します

英語は前置詞がたくさんあり、それぞれをどのように使うか分からないという方も多いと思います。今回は、曜日の前に置く前置詞、またその他の様々な前置詞の使い方について説明します。

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曜日の前に置く前置詞「on」

曜日の前に置く前置詞は「on」であり、「at」や「in」などではありません。「on」は「~の上に」という意味の前置詞としても知られていますが、曜日の前に置く前置詞としても使われます。

覚え方のコツとしては「on」は何か特定の日付の前に使われることが多く、「in」はより不特定の日付や年、季節の単語の前に使われます。

「on」を使用した例文

例文1

I usually go to a gym on Sunday.
(私は普段日曜日にジムに行きます)

例文2

Can you be able to come to my office on the 14th of June?
(6月14日にオフィスに来れますか?)

例文3

I’m going to Disneyland on my birthday. I’m so excited!
(誕生日にディズニーランドに行く予定です。すごく楽しみです)

前置詞がいらない場合

今週の水曜日、来週の月曜日など、曜日の前に「this」「next」「last」「every」が来る場合は「on」も「in」も使いません。

例文1

Will John go shopping this Thursday?
(ジョンは今週の木曜日買い物に行きませんか?)

例文2

I went to Tom’s party last Friday.
(先週の金曜日トムのパーティに行きました)

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「in」を使う場合

特定の日付や曜日の前は「on」を使いますが、年、月、季節の前には「in」が使われます。

覚え方としては、「on」の後ろには特定の日付などがくることに対し、「in」の後ろには長い期間がくると理解しておけば覚えやすいと思います。

例文1

Lily graduated from academy in 2010.
(リリィは2010年に専門学校を卒業しました)

例文2

I will start my new job in April.
(私は新しい仕事を4月に始めます)

例文3

Paul likes to go hiking in Spring.
(ポールは春にハイキングに行くのが好きです)

時間に関する前置詞

時間に関する前置詞も曜日や日付などの前置詞と同様、間違えやすい部分があるので、ここでは気を付ける点と使い方について説明します。

時間の前に置く前置詞「at」

「at」は曜日の前置詞「on」と似ており、特定の時間を表す場合に使われる前置詞です。

何時何分、夕暮れ時、就寝時などの単語には「at」が使われます。

  • at 10 am (午前10時)
  • at noon(正午)
  • at lunchtime(昼食時)
  • at bedtime(就寝時)
  • at sunrise(日の出)
  • at sunset(夕暮れ時)

例外はありますが、期間の長さで表すと「at」<「on」<「in」の順番になります。「at」がより特定の時間を表すのに対し、「in」はより不特定の時間を表します。

次に、その他の時間に関する前置詞について説明します。

by

「by」は期限を表す前置詞であり、日本語では「~まで」と訳され「until」と混合されがちですが、使い方には違いがあるのでこの2つの似た前置詞について説明します。

「by」は締め切りや期限を表し「by」の後には必ず名詞がきます。「主語+述語」は「by」のあとに置けません。

例文1

Make sure to finish Michael’s homework by Monday!
(月曜日までにマイケルの宿題終わらせることを忘れないでください)

例文2

Call me by midnight. I need to talk to Bob about something.
(真夜中までに私に電話してください。ボブに話すことがあります)

until

「until」も期限を表す前置詞ですが「by」とは違い、ある物事が継続して行われており、その時点でも継続している状態を表します。「until」の後には名詞だけでなく主語+述語も置くことができます。

例文1

I’ll be waiting at the library until your homework is done.
(あなたの宿題が終わるまで図書館で待っています)

例文2

I’m going to be out of town on business until Monday morning.
(月曜日の朝まで出張で出かけています)

「by the time」と「until」

似たような単語の「by the time」と「until」は違うニュアンスがあります。

「by the time」の意味は「~するまでに」です。「by the time」の後には必ず「主語+動詞」来ます。

「until」の意味は「~するまでずっと」です。

例文1

John fell asleep by the time I came home.
(私が帰ってくるまでに、ジョンは眠っていました)

例文2

He didn’t fall asleep until I came home.
(彼は私が帰ってくるまで眠らなかった)

for

「for」はある一定の範囲内に、物事が続いていることを表します。

例文

I haven’t slept for almost 2 days.
(ほぼ2日間寝てません)

おわりに

英語の前置詞はたくさんあり使い方を覚えるのは大変ですが、前置詞の後にくる単語をベースに覚えるよりも、それぞれの前置詞の特性を理解したほうが覚えやすいです。

その前置詞の意味だけではよく分かりにくい場合もあるので、たくさんの例文を見てどのように使われているかを勉強するとよいと思います。

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