「eventually」の意味と使い方を説明します

「eventually」という単語は日本で生活していると、あまり耳にする単語ではありません。実は英語での会話や資料の作成時などではこの「eventually」という言葉を使うことが多いです。

「eventually」の意味と使い方をマスターすると、文章や言葉に重みをつけることができます。今回は「eventually」の意味と使い方を説明します。

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「eventually」の意味

「eventually」は「やがて」「いつしか」「結果として」といったように、時間の経過を表す意味を持っている単語です。

さらに言えば自分が特に何もしないでも、時間が経過することで起こりえる事象に対して「eventually」は多く使われる傾向があります。

例文1

Eventually the typhoon will pass our city.
(やがて台風は私たちの街を通過します)

例文2

Eventually my injury healed.
(いつしか私のケガは治った)

「eventually」の使い方

「eventually」の品詞は副詞です。副詞は動詞とその他の形容詞などを修飾します。

この「eventually」は使いやすい単語で、文頭・文末・文中のどこでも使用可能です。

基本的に副詞を置く位置は修飾したい単語の直前に置く、もしくは、時間を表すときには文の始めや最後が適切だとされています。

「eventually」は時間を表す単語であるので、文頭や文末に使用しても問題がありません。

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「eventually」の類義語

「やがて」「いつしか」「結果として」と言った意味を持っている「eventually」ですが、類義語として「finally」という単語があります。この「finally」も「結果として」という意味を持っています。

そのため、「eventually」と「finally」の単語を混同してしまい、英作文などでどちらを使うべきなのか分らなくなる方が多いです。

この類似の意味を持った「eventually」と「finally」を適切に使い分けるための考え方として、結果がどのように導きだされたのかを考えることが大切です。

結果に対しての道のりが長い場合を想定したときに、「eventually」を使った文章で話をした場合、あくまでも自然の流れとしてその結果にたどり着いた。もしくは自然の流れのままその結果にたどり着くだろうといったニュアンスになります。

「finally」を使った文章の場合は、自然の流れのまま結果が導き出されたというよりも、ゴール地点まで1歩1歩苦労して登りついて、やっとゴールまでたどり着くニュアンスが強くなります。

「eventually」と「finally」は共に「結果として」と言った意味合いを持っている単語ですが、言葉の意味に隠されている背景は異なります。

「eventually」の発音

「eventually」の読み方をカタカナ表記にすると「イベンチュアリー」という感じになり、発音は「ivéntʃuəli」となります。

「eventually」の発音で特に日本人が苦手とする部分は「v」と「l」です。

「eventually」の「v」の発音

もともと日本語には「v」の発音をする習慣はありませんし、似たような音も無いのです。

正しい「v」の発音は、前歯を下唇に当てて口から息を吐きます。これはアルファベットの「f」を発音するときと全く同じで、「f」は無声音ですが、「v」は有声音になります。

初めは下唇に前歯を当てる量が多くなりがちですが、慣れると自然な形になります。

「eventually」の「l」の発音

続いて「l」です。日本人の発音で最も苦手だといわれるのが「l」だと言われています。

「日本人は「r」の発音が苦手なのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、日本人は「r」は舌を巻くという意識があるので、完璧に正しい発音ができなくても、ネイティブスピーカーは認識してくれます。

「l」を正しく発音するには舌を前歯の裏側に押し当て発音します。一見すると簡単に発音できる「l」ですが、「l」のみでは発音ができる方は多いのですが、単語での発音となるとできなくなってしまう方が多いです。特に単語終わりに「l」があるものが最も発音しにくいと言われています。

おわりに

「eventually」の意味・使い方などを説明しました。「eventually」は副詞であり、「eventually」は基本的には修飾したい単語の直前に置く、もしくは、時間を意識させたいときには文頭に持ってくると自然な英語となります。

また、「eventually」の類義語である「finally」もワンセットで覚えることをおすすめします。

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